古い仁丹の町名看板は、どこの街角でも見かけるものだが、これはちょっと変わっている。北側の表示板には旧字体で右から「區京上」、西側にはこれも古そうな「中京区」。ちなみに現在、ここは中京区だ。 調べてみると、このような町名看板は、明治43年(1910年)から仁丹の発案ではじめたものなのだそうだ。旧字体の看板は戦後、当用漢字が制定される前1946年以前に作られたはずだ。 では、ここが中京区になったのはいつだろう。昭和4(1929)年4月1日に実施された増区で、それまでの上京・下京のほかに中京、左京、東山の3区が設定され、ここは中京となった。 「區京上」の看板は1910年代~20年代のもの。「中京区」の看板は1946年以降のもの。いずれの看板も力強く美しい文字なのには感心する。(堺町竹屋町) ・仁丹は今年で100年。「広告益世」の理念でおこなってきた宣伝活動が面白い。 http://www.jintan.co.jp/museum/index.html
by radionova
| 2005-05-15 00:50
| Old but Fresh
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