人気ブログランキング | 話題のタグを見る
キーコンセプトは「デザイン」
・7/14 三井不動産リリース
六本木防衛庁跡地再開発 タウンネームを「東京ミッドタウン」に決定、ならびに「21/21 DESIGN SIGHT」を創設

キーコンセプトの一つに「デザイン」を掲げた六本木防衛庁跡地の再開発は、目玉施設として三宅一生デザイン文化財団の運営によるデザイン・アートの交流拠点「21/21 DESIGN SIGHT(トゥエンティワン・トゥエンティワンデザインサイト)」が創設される。東京におけるアート・デザインの拠点化を目標として以下のような内容が決定している。

サントリー美術館の移転
デザイン創造拠点「21/21 DESIGN SIGHT」の開設
(運営は三宅一生デザイン文化財団、設計は安藤忠雄建築研究所と日建設計)
デザイン関連団体の入居
(グッドデザイン賞を主催する財日本産業デザイン振興会)
周辺の美術館等とのコラボレーション
(2007年春オープン予定の国立新美術館、森美術館等とコラボレーション)

単なるアート関連施設の集合体ではなく、交流や新たな価値創造の場となるインキュベーターとしての役割を目指すそうだ。手始めとして、シンボルマーク・ロゴデザインのオープンなコンペティションが開催される。グランプリは副賞500万円(源泉込み)、応募資格に制限はないのでいろんな人が面白い案を出して欲しいものだが、こういうオープンコンペって審査は大変だろうな。「アレに似てる」とか検証するのが、で、結局信頼できる著名なデザイナーの作品になったりしてw。

いまのところ、ザ・リッツカールトン、富士写真フイルム株式会社、富士ゼロックス株式会社、ヤフー株式会社などの入居が決まっているらしい。ここに拠点をおくのはデザインコンシャスな企業っていうカンバンになるのかなあ。グランドオープンは平成19年春。

・東京ミッドタウンプロジェクト
三井不動産サイト
公式サイト
# by radionova | 2005-07-20 23:59 | Design
香港で決着
じぶん用メモ。2008年の北京オリンピックの馬術会場は結局香港に。
BEIJING 2008: EQUESTRIAN EVENTS MOVED TO HONG KONG

放ったらかしているうちにYahoo!のニュースは流れてしまったので、元記事にリンクしておこう。
【香港】香港で馬術競技開催、五輪委が正式決定[社会]
国際オリンピック委員会(IOC)、北京オリンピック組織委員会、国際馬術連盟(FEI)は8日、シンガポールで開催されたIOC第117回総会で、2008年北京五輪とパラリンピックの馬術競技会場を北京から香港に変更することで合意に達した。政府の予想では、期間中最多で3万人の観光客が競技観戦のため香港を訪れ、1~3億HKドルの観光収入が見込めるとするなど、観光業への好影響も期待されている。


香港で決着_b0039876_0353846.jpg 馬術競技の運営費用については北京オリンピック組織委員会が負担し、競技会場の建設費用は香港ジョッキークラブ(香港競馬会)が負担するという。ということで、やはり以前のエントリにも書いていたように、香港にオリンピックの利益を分配できるということもメリットのようだ、IOCは政治的な理由はないと言っているけれど。でも実質的な分催になって、役員の移動とか放送設備とかなにかとコストがかかるんじゃないの?

あと、こんな怪しい情報も。ホントかw
【香港】北京五輪馬術、日本も立候補していた?[社会]
中国香港体育協会・オリンピック委員会の霍震霆会長は11日、あるラジオ番組の収録中「日本も2008年北京オリンピックの馬術競技開催地の座を香港と争おうとしていた」と明らかにした。

# by radionova | 2005-07-19 00:37 | Olympic
悲しきリストラ
悲しきリストラ_b0039876_023393.jpg
「必要最小限」にもほどがあるアテネの野球施設

今回、野球とソフトボールが2012年のオリンピック正式競技から除外されたことは結構衝撃的なニュースだ。というのも、1936年にポロが外れてから、オリンピック競技は増えることはあっても減ることはなかった。それまでは正式競技は結構流動的だったのに。

第二次大戦後は、大会はひたすら拡大を続けてきた。政治的理由やマーケティング的理由から採用された競技も少なくないだろうし、効率的な運営のために大会をスリム化することは、オリンピック自体が生き残っていくためにも必要なことなのだろう。野球とソフトボールが、そのスケープゴード的な端緒となってしまったのは、私たちとしてはちょっとつらいものがある。特にソフトボールの選手や関係者たちは気の毒だ。

オリンピックプラスさんのところで分かりやすいデータに整理されているが、野球とソフトボールはNOCの参加率が55%前後(それに盛んな地域は偏りがあるだろう、プロ選手をかかえる米国は不熱心だし)だったり、やはり振り落とされても文句が言えない数字が出ている。

実際、アトランタ・ブレーブスのホーム球場であるターナーフィールドがメインスタジアムになった1996年のアトランタ大会こそ野球は花形競技のひとつだったが、その後ははっきり言ってお荷物的な扱いだ。

昨年のアテネオリンピックでは、上の写真のような荒涼とした風景、申し訳程度の観客席の球場をある意味新鮮に感じた人も多いだろう。野球の予選会場は、アテネ中心地から鉄道で小一時間かかる旧空港跡においやられていた。2000年のシドニー大会では市内から40キロも離れた何もない町が野球場だったのだ。この施設を運営しなくて済むだけでも随分な効率化になるのだろうと思うと、納得するだけにちょっと悲しい。
悲しきリストラ_b0039876_0263925.jpg
市内から40キロ、ほんとうに何もない殺風景なシドニーの野球会場では、地域の子どもたちがボランティアで盛り上げる

# by radionova | 2005-07-10 00:36 | Olympic
おつかれさまでした
No London 2012 にも終結宣言が。
http://www.nolondon2012.org/

Well, obviously, that's the end of the NoLondon2012 campaign!
# by radionova | 2005-07-07 02:46 | Olympic
ロンドンはやっぱりオリンピックを知ってる
ロンドンはやっぱりオリンピックを知ってる_b0039876_3141175.jpg

2012年のオリンピック開催地はロンドンに決定した。ロンドンかパリか、まったく予想がつかない今回のセレクションはアジアでの開催だったので中継でプレゼンテーションが見れた。あー楽しかった!

今日のプレゼンテーションは、圧倒的にロンドンだった。

イベントとして肥大し、数々の課題を抱えるオリンピックの運営をおこなう委員たちに、世界の未来に資するオリンピックムーブメントの意義をわかりやすく逆提示してみせたのがロンドンのプレゼンテーションだった。

世界的都市がズラリと並んだ今回の候補においては、各地がそれぞれの都市の文化的な特色を打ち出して、いかにこのスポーツイベントをワールドワイドに成功させるかをアピールしていた。

そこんとこの切り口としてロンドンは、近代オリンピックの立ち上げ時からオリンピックムーブメントを作り担ってきた都市として、このスポーツ文化のいまの時代への昇華のさせ方を知っているぜというストーリーを描いて見せた。さすが。

プレゼンもうまかった。世界のあちこち、スポーツ環境に恵まれているとはいえない子どもたちがオリンピックを見たことをきっかけに、あきらめずに夢を実現していくというストーリーを種明かししていく映像は、ベタだがうますぎる絵と演出。パ〇〇〇ックのCMにそのまま使えそうだ(笑)。(実際、オリンピックを見た感動が競技人生を支えてきたというエピソードは、昨年のアテネ大会前のNHKの特番で一流アスリートたちも証言している。)
ロンドンはやっぱりオリンピックを知ってる_b0039876_3191830.jpg
締めはマンデラ

ほかにも、ローコストでコンパクトな会場構成をわかりやすい数字を出して明確に提示したり、ブレア首相が最初にきっちりした発音のフランス語でメッセージを投げかけたり、大会後の会場をどうするかを具体的に見せたのもロンドンだけだ。オリンピック委員たちに響くツボを完全におさえたプレゼン映像だった。

会場には、自分もオリンピックで夢を実現したという若いアスリートが登場し、選手村も会場内にあるコンパクトな構成が、1秒、1cmの差が人生を左右する競技者にとっても有意義なことを熱く語る。浮動票は確実にロンドンに動いただろう。(あと、世間の後押しの雰囲気とかは、この間のLIVE8効果もある、ゼッタイに)
ロンドンはやっぱりオリンピックを知ってる_b0039876_3151880.jpg
上は華やかなパリのプレゼン映像、下はシリアスなロンドン


ロンドン大会では、サッカーのUK代表が結成されるなどの楽しみあるが、個人的にはBBCがなにか革新的なことをやってくれないかというのにも、こっそり期待してます。


他の都市のプレゼン映像の内容と印象は以下(ちゃんと見てないけど)

・パリ:巨大イベントとしてのオリンピックの生き生きとした楽しさと躍動感を、五輪と五色をテーマにこれでもかと映像表現。華やかでハッピー、エネルギッシュ。リュックベッソン作の短編映画。

・ニューヨーク:人種のるつぼ。いろんな国系のひとがそれぞれの個性やことばで生きているNYに来る世界の人は皆ファミリー。ちょっとレトロなモダンジャステイストの絵で、TAKE5をBGMにしたり"Newyork state of mind"をもじって"Olympic state of mind" とかいうメッセージがいまの時代に絶妙にダサい。何故?あと各界の有名人出まくりすぎ。でも、あれだけ人材豊富で、いつまでもアトランタのモハメドアリを使いまわしてるんじゃないよ。映像は美しくゴージャスだが、若さとかパワーを感じなかった。

・モスクワ:よくわからんけど、モスクワの街と文化をメインに世界の都市の絵をつないで構成、3Dウォークスルーのグリグリ感はちょっと前時代的で新鮮だったり。

・マドリッド:人々の明るく熱いサポート。あと、シズル感満点の観光プロモーション。行ってみたいぞマドリッド!カペッロやフィーゴや大久保嘉人など、ちょっとでも関係のある各国有名人を無理やり集めていて努力がしのばれる。

●追記
ロンドンの勝因を分析したBBCの記事
Why London won the Olympics
# by radionova | 2005-07-07 02:27 | Olympic




野望なき適当blog
by radionova
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
LINK
検索
ライフログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧